PDFツケメン大王 OS X Ver2.1

●2011.06.18
PDFツケメン大王のバージョンが2.1.4になり、CS5.5に対応致しました。
Ver.2.0以降の旧バージョンをご利用の方は、無料でアップグレードできます。
Ver.2.1.3で InDesignネイティブファイルの面付けで不具合が確認されました。
最新版の、Ver.2.1.4に差し替えてご利用ください。
PDFツケメン大王 OS X 2.0 Ver.2.1.5 ダウンロード 約6.13MB
●ご注意点
バージョン2.0.2以下からアップデートされる場合には、同梱の面付設定情報コンバートを利用して、面付設定情報をアップデートして下さい。
輪転折りが可能になった為、旧バージョンでの設定情報がそのままでは使用できなくなりました。
使用方法
PDFツケメン大王はInDesignに直接面付けを行う、面付けソフトです。
●作業の流れ
1)本体を起動し、PDFをドラッグ&ドロップで登録、もしくはファイル取込みボタンから登録します。
2)ページ順や白ページなどの追加などを確認し、必要があれば入れ替え、追加を行います。
3)面付設定画面に変え、必要な設定を行います。(必要であれば設定を保存しておく)
4)面付けを開始。
ページ設定画面
アプリケーションの起動直後の画面

- 登録リスト
- ファイル取込みボタン
- 白ページ追加ボタン
- 全リスト削除ボタン
- リスト選択項目削除ボタン
- リスト選択ページ先頭移動ボタン
- リスト選択ページ繰上げボタン
- リスト選択ページ末尾移動ボタン
- リスト選択ページ繰下げボタン
- プレビュースイッチ
- プレビュー画面
- ページ設定・面付け設定切換えボタン
登録されたファイルのリストとページを表示します。
ファイルの登録には、ファイルをリストにドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイル取込みボタンを使用して取込みして登録することも出来ます。
※InDesignのネイティブファイルはドラッグ・アンド・ドロップでは登録できません。ファイル取込みボタンを押して登録して下さい。
登録されたファイルは、リスト順にすべて貼り込まれますが、リスト項目を選択しドラッグすることで、順番を入れ替えることが出来ます。
また、リスト項目(登録・ファイル名・頁)をクリックすることで、順番をソートすることも出来ます。
項目をダブルクリックすると、ファイルを開くことが出来ます。
プレビューがオンになっていると、ダブルクリックが正しく反応できない場合が有ります。

ドラッグ&ドロップでファイルをリストに登録
ボタンを押すとPDF ファイル選択ダイアログが出て、ファイルを選択できるようになり、選択された物がリストに登録されます。
※InDesignネイティブファイルを取込む場合には、使用するInDesignのバージョンがCS3である必要が有ります。(ファイルは下位バージョンでも構いません)取込み時にInDesignのバージョンチェックを行いますので、事前にInDesign CS3を立ち上げておいて下さい。
白ページ(何も印刷されないページ)が必要な場合に適時追加します。
最終ページが白の場合で、PDFにページが無い場合や、12ページの冊子を菊全の印刷機で印刷する場合など必要な場所に追加して下さい。
登録リストに登録されている項目全てを削除します。
実際のファイルが削除されることは有りません。
登録リストで選択されている項目を削除します。
複数選択には、連続した項目を選択する場合には、Shiftキーを押しながら最初と最後のリストをクリックします。
離れた項目を複数選択する場合には、Command キーを押して、リストをクリックします。
実際のファイルが削除されることは有りません。
登録リストで選択されている項目をリストの先頭に移動します。
登録リストで選択されている項目を一つ上に移動します。
登録リストで選択されている項目をリストの末尾に移動します。
登録リストで選択されている項目を一つ下に移動します。
登録リストで選択されているPDF ファイルのページがプレビューされます。
InDesignネイティブファイルのプレビューは出来ません。
EPSファイルもリソースファイルのついた、Macintosh Pict形式のプレビュー以外は正しく表示されません。
プレビュースイッチがON になっており、リストの項目が選択されている場合に、プレビューを表示します。
プレビュー表示には、Quick Time の機能を利用しています。
PDFファイルによっては、正しく表示できない物も有りますが、Adobe Acrobat で開き正しく表示できる物はIndesign に貼り込んでも正しく表示されます。
PDF ファイルが大きな物だと、表示するのに時間がかかる物が有ります。
軽快な作業を行うには、プレビューをオフにして作業して下さい。

プレビューの表示
面付けを行うPDF のファイルやページ順などを管理するページ設定画面と、面付けの仕様を設定する画面の切換えを行います。起動した時点では、ページ設定画面が表示されます。
面付設定画面

- 面付け設定プレビュー画面
- 製版余白 天
- 製版余白 咬(クワエ)
- 製版余白 左右
- 塗り足し
- 横アキ
- 縦アキ
- トンボ長
- トンボ線幅
- センタードブ幅
- 用紙厚送り込み調整
- 折り製本ページ調整
- 折り製本貼り込み揃え設定
- 折り製本貼り込み頁順設定
- 版サイズ
- 仕上りサイズ
- ページサイズ定型プルダウン
- ページ右90°(横本製本)
- 丁付設定(片面ページ数)
- 製本形式
- 綴方向
- 袋
- 背丁設定
- 面付設定保存・読込ボタン
- 面付開始ボタン
面付けの設定状態をリアルタイムにプレビューします。

プレビュー上部の塗足しからの余白サイズを入力します。
デフォルトでは15mm が設定されています。
プレビュー下部の塗足しからの余白サイズを入力します。
デフォルトでは15mm が設定されています。
プレビュー左右の塗足しからの余白サイズを入力します。
デフォルトでは15mm が設定されています。
版面設計の番号と、下記図の番号が対応します。

塗り足しの設定を入力します。
デフォルトでは3mm が設定されています。
無線綴じを選択した際に、左右のページ間を設定します。
デフォルトでは6mm が設定されています。
上下のページ間を設定します。
デフォルトでは6mm が設定されています。
トンボの長さを設定します。
ただし、製版余白を超えるトンボ長は、製版余白と同じ長さにしかなりません。
デフォルトでは15mm が設定されています。
トンボの線幅を設定します。
デフォルトでは0.2pt が設定されています。
左右ページの間にドブ幅を設定します。
中綴じでは片面8 ページ面付け時しか設定は出来ません。
デフォルトでは0mm が設定されています。
中綴じ製本での面付けで頁の送り込み(クリープ)を設定します。
印刷を行う用紙厚を入力する事で、自動的に送り込み量が計算され面付けを行います。
版面がノド側に送り込まれますので、ページ数の多いものは、ドキュメントのマージン
に注意して下さい。
3 折、4 折製本を指定した場合に、各頁サイズを調整できます。
巻3 折の場合、内側になる頁のサイズを数ミリ他の頁より短くします。
また、観音折の場合、両端の頁をが数ミリ短く設定します。
入力された数値は仕上りサイズより短くする分だけ入力して下さい。
表台のみ設定をおこない、裏面は自動で計算します。
折製本で、頁サイズ調整を行った場合、貼り込みファイルの貼り込み位置をプルダウン
の中から選びます。
・左 …………… 頁の左仕上りと、絵柄の左側仕上りをあわせます。
・中 …………… 頁の中心と、絵柄の中心をあわせます。
・右 …………… 頁の右仕上りと、絵柄の右側仕上りをあわせます。
左の頁から頁をカンマ区切りで入力します。
例)観音折の例
頁順 表: 3,8,1,2
頁順 裏: 4,5,6,7
両面とも必ず左側の頁から指定して下さい。
余計なカンマなどがあるとエラーになります。
製版余白を含めたサイズ全体を表示します。
プレビュー画面の紺色の線で囲まれた範囲です。
角トンボの仕上り位置迄のサイズです。
プレビュー画面のピンク色の線で囲まれた全ての範囲です。
ページのサイズを選択します。
プルダウンメニューに無いサイズは直接ページ横と、ページ縦に入力して下さい。
手入力された場合でもプルダウンメニューが自動で変わる事は無いので注意して下さい。
定型サイズで横長の場合には、縦横反転ボタンを押すと。縦と横のサイズが入れ替わります。

横本を面付けする際にチェックして下さい。
貼り込むPDFファイルを90度回転させて面付けします。
片面のページ数をプルダウンから設定します。
2 ページ面付け
4 ページ面付け
8 ページ面付け
3 面付け(巻き・Z 折)
4 面付け(観音・蛇腹)

製本形式を選択します。
アジロ・糸綴じなどは無線綴じを選択し、版面設計で適切な設定を行って下さい。
丁付設定で3 面付けおよび4 面付けを選択した場合には、製本形式は選択できません。
8 頁折のみ、輪転折りが選択できます。
左綴じ・右綴じを選択します。
袋の方向を設定します。
一般的に、関東では天袋で関西では地袋での面付けが多い様です。
無線綴じのみ、背標と背丁を付ける事が出来ます。


背丁を付けるにチェックを入れると、背丁設定画面が開きます。
背標のサイズと、背丁のタイトルを入力し、フォントの選択を行います。
フォントは必ず和文を選択して下さい。
自動で折名が入りますので、欧文だとInDesign のデフォルトの文字で表示され、面付け後、エラーのダイアログが出ます。
フォントサイズは、大きすぎるとミーリングからはみ出したり、折のずれから製本後ノド側に見えてしまう事が有ります。
カラーはブラックと、レジストレーションで選択して下さい。
カラー印刷では、ブラックだけにしておいた方が良いでしょう。
特色刷りやカラー単版での出力の場合にはレジストレーションを選択します。
背標・背丁には、自動で0.2pt の白ふちが付いています。
面付け設定を登録しておくことが出来ます。
各設定を行った後、面付設定保存・読込ボタンを押し、左図ウィンドウを開き、新規登録名欄に分かり易い登録名を入力し、新規登録ボタンを押します。
設定を呼び出す場合には、面付設定保存・読込ボタンを押し、希望の登録名をリストから選択し、ダブルクリックするか、設定ボタンを押すと、各設定が入力されます。
不要になった設定は、リストから選択し、登録削除ボタンを押すと削除されます。
閉じるボタンを押すと、何も変更をせずにウィンドウを閉じます。

各種設定が全て終わり、面付開始ボタンを押せば面付け作業が開始されます。
もしもPDF登録リスト数が、面付けをするページ数に対して半端なページ数である場合、白ページを末尾に追加する申しのダイアログが表示されます。

OKボタンを押した場合、必要なページ数だけページの末尾に追加して面付け作業を続行します。
Cancelボタンを押した場合、面付け作業を停止いたします。

面付け作業中進捗状況を表示します。

面付け終了ダイアログが出てOKボタンを押せば面付けの完了です。
PDFツケメン大王 OS X Ver2.1
Tips
●まずは注意点
パスワードか掛かったPDF ファイルを貼り込む場合には、パスワードを要求します。
パスワードがわからない物は、貼り込めません。
サイズや向きの違うPDF ファイルでも貼り込めますが、向きを変えたり1 ページだけをサイズを変えるなどは出来ません。
●見開きで作られたものを面付けする場合
見開きで作られたデータをPDFツケメン大王で面付けする事は出来ません。
そこでひと手間掛けて、PDF貼魔王でInDesignにスプレッドで貼り込み、単ページでPDF書出ししましょう。
これをPDFツケメン大王で面付けすれば出来上がり。
●定期ものの仕事は台紙を作りましょう。
定型台紙を作成しておけば、定期ものの面付けはとても簡単におこなえます。
PDFツケメン大王はは版面設計を登録する機能がもともとあります。
これで定期ものの仕事を登録しておけば、毎回設定を行う事も無く作業が進められます。
しかし、もっと手間とミスを省くようにするために、ダミーの台紙をまず作っておくのも手かもしれません。
1)まず実際に面付けを行う書類と同じサイズ・ページ数のダミーPDFを作成します。内容は大きなノンブルだけを表示しておくのが良いでしょう。
2)できたPDFは1ページずつ別のPDFにして、ページ数の連番でファイル名を付けておきます。あとでソートしやすいように2桁以上のページの場合には、「001.pdf、002.pdf」のように桁数を揃えておくようにします。
PDFをページ単位にばらすには、たしかAcrobat 6.0以上なら簡単におこなえます。
Acrobatの文書メニューからページの抽出を選択し、「ページを個別のファイルとして抽出」にチェックを入れればバラバラで書出す事が出来ます。
ファイル名を連番にする方法は、専用のソフト(フリーウェアでもたくさんあります)を利用するか、AppleScriptを使用するか、OS X 10.4以降なら付属のAutomatorで簡単に変える事が出来ます。
(AppleScript・Automatorでの方法は当サイト内に掲載しています。Click!)
3)2のPDFは一つのフォルダに集めておき、実際にPDFツケメン大王で面付けを行いInDesign書類をテンプレートとして保存しておきます。
できあがった面付け済みInDesign書類はトンボやサイズ、面付け順などちゃんと確認しておきましょう。
4)本チャンのデータもダミーPDF同様にバラバラのPDFとし、ファイル名も同じに揃えておきます。
これで、ダミーPDFが入っているフォルダの中身を本チャンPDFと入れ替えるだけで、面付け済みInDesign書類が簡単に出来上がります。
2回目以降は、本チャンデータを作るだけで、面付けも終了となります。
PDFをバラバラにしたのは、例えば1ページだけ修正が入った場合など、簡単に入れ替える事が出来るからです。絶対に失敗があってはならない定期ものだからこそ、ひと手間を省き人為的なミスが起こる事を避けたいですよね。
※注意点 InDesign CS2(CSは警告が出ます)では、スウォッチカラーを取込む際、すでに書類に同名のスウォッチカラー名があった場合、最初にあったものが警告も無く優先されてしまいます。(Adobeさんなんとかしてくれ)
テンプレートにすでに登録されているスウォッチカラー名と同名の色の違うスウォッチカラーを持ったPDFを読込む場合には注意が必要です。
●小さなサイズのPDFを作り、折帳作りにも利用しましょう。
これも、ノンブルだけを入れた小さめのPDFを作り、A4サイズに入る程度の面付け台紙を作成します。
これをプリントアウトし、現場に流すのも良いんじゃないですか。工務担当さん。
●PowerPointなどで作られた書類の面付けでは、片面印刷のものもあります。
1ページずつ白ページを裏面に挿んで行くのも出来ますが、ページ数が多いと面倒ですよね。
これもAcrobatとAppleScript、もしくはJavaScriptを利用する事で簡単に挿入できます。
(AppleScript・JavaScriptでの方法は当サイト内に掲載しています。Click!)
PDFツケメン大王 OS X Ver2.1
リリース歴
●1.0からの変更点
・白ページを追加した時に登録ナンバーの桁数が1桁から始まるのを、4桁(0001)で登録するように改善
・面付け開始時に、台割不足分の白ページを自動追加する機能で、不具合が有りこれを改善
前アプリケーションとの見分け方は、Finderのメニューから、ファイル→情報を見る...で、バージョン情報がVersion1.0.1になっているものが最新です。
その他の機能は変わりません
2005.3.12 Ver. 1.0 初リリース
2005.3.24 Ver. 1.0.1 白ページを追加した時に登録ナンバーの桁数が1桁から始まるのを、4桁(0001)で登録するように改善
面付け開始時に、台割不足分の白ページを自動追加する機能で、不具合が有りこれを改善
2007.7.20 Ver. 2.0 メジャーアップデート
2007.9.12 Ver. 2.0.1(登録時の不具合を解消)
2008.1.17 Ver. 2.0.2(背丁の不具合を解消)
2010.12.24 Ver.2.1.2 リリース(CS5 対応・輪転折り対応)
2011.01.08 Ver.2.1.3 リリース(OS X 10.4.11での不具合解消)
2011.06.18 Ver.2.1.4 リリース(CS5.5対応・ネイティブファイル面付けの不具合解消)
開発環境
Power Book G4 15Inch 1.5GHz OS 10.3.8
REALbasic 4.5.2J で作製
Ver.2.0よりRealbasic 5.5.4Jで作成
Ver 2.1.2より Real Studio 2010 r5で作成
動作環境
Macintosh OS X 10.4以上で、InDesign CS2以上、Quick Time6.5以上が必須です。
上記、システム・アプリケーションが快適に動作する環境と、空きメモリ容量5M以上が必要です。
本アプリケーションはCarbonアプリケーションですが、クラッシック環境や下位InDesignでは動作致しませんので、ご注意下さい。
※Ver2.0よりInDesign CSでは正しく動作致しません。
PDFツケメン大王はシェアウェアです。
ご利用の際は、ご登録頂きシェアウェア代金を作者にお支払いください。