PDF貼魔王 OS X 1.1.6
使用方法
PDF貼魔王はPDFファイルをInDesign CS・CS2に貼り込みを行います。
よって、貼り込むべきPDFは事前に出来ているものとして進めて行きます。
●作業の流れ
1)本体を起動し、PDFをドラッグ&ドロップで登録、もしくはPDF取込みボタンから登録します。
2)貼り込み順を確認し、必要があれば入れ替え、追加を行います。
3)サイズ塗り足しなど必要な設定を行います。
4)InDesignを起動して、貼り込みを開始。
アプリケーションの起動直後の画面

- 定型サイズポップアップメニュー
- サイズ反転ボタン
- プレビュースイッチ
- PDF登録リスト
- PDFファイル取込みボタン
- 塗足し設定
- 貼り込みページ設定
- PDF貼り込み設定
- 貼り込み設定
- PDF全リスト削除ボタン
- PDFリスト選択項目削除ボタン
- 貼り込み開始ボタン
ポップアップメニューからサイズを選択する事によって、右側の横・縦の欄に自動的にサイズが入力されます。
不定形なサイズや希望のサイズが無い場合には、直接数値を入れて頂く事も出来ます。

ドラッグ&ドロップでPDFをリストに登録
サイズ欄の横・縦の項目を反転します。定型サイズでA4を選択し、反転ボタンを押して、横長の書類に設定する場合などに使用します。
起動時、プレビューはOFFになっていますが、PDFファイルをリストに追加し、プレビューをONにすると、PDF登録リストで選択されているPDFファイルのページがプレビューされます。
複数のPDFが選択されている場合には、リストの一番上にあるものを表示します。
プレビュー表示には、Quick Timeの機能を利用しています。PDFファイルによっては、正しく表示できない物も有りますが、Adobe Acrobatで開き正しく表示できる物はIndesign CSに貼り込んでも正しく表示されます。
PDFファイルが大きな物だと、表示するのに時間がかかる物が有ります。
軽快な作業を行うには、プレビューをオフにして作業して下さい。

登録されたPDFファイルのリストとページを表示します。
PDFファイルの登録には、起動時にPDFファイルをドラッグ・アンド・ドロップをするか、起動後にPDFファイル取込みボタンを使用して取込むか、リストに直接ドラッグ・アンド・ドロップをして登録する事も出来ます。
登録されたPDFファイルは、リスト順にすべて貼り込まれますが、リスト項目を選択しドラッグする事で、順番を入れ替える事が出来ます。
また、リスト項目(登録・ファイル名・頁)をクリックする事で、順番をソートする事も出来ます。
項目をダブルクリックすると、PDFファイルを開く事が出来ます。
プレビューがオンになっていると、ダブルクリックが正しく反応できない場合が有ります。

ボタンを押すとPDFファイル選択ダイアログが出て、PDFファイルを選択できるようになり、選択された物がリストに登録されます。
塗足しを必要にすると、ドキュメントサイズにプラス塗足し幅だけ大きくPDFファイルを貼り込みます。


●単頁
見開きでない、ドキュメント設定で書類を作成します。
単頁を選択している場合、綴じ方向や、ノドのアキを設定する事は出来ません。
●見開
見開きページのドキュメント設定で書類を作成します。
ドキュメントサイズが例えばA4に設定されている場合、見開きでA3サイズのドキュメントとなりますが、貼り込みサイズもA3となり、見開きにPDFファイル一つを貼り込む事になります。
Illustratorなどで、見開きで作られたPDFファイルを面付け等で、ページを分けなければならない場合などに利用します。
最初の頁と、最後の頁も見開きの状態になります。表1・表4などの関係には注意して下さい。
見開を選択している場合、ノドあきの設定はできません。
●頁組
ページ物の貼り込み時に、ノドのアキを自動で設定できます。
Wordなどワープロで作成されたPDFを出力する場合に、左右頁のノドのあきを広げる事が出来ます。
InDesignのPDF貼り込みオプションと同じ機能になります。
PDF貼り込み時の倍率や、オフセットを設定できます。
任意の数値を入力して下さい。但し、項目がグレーになっている場合は設定は無効です。
●センターボタン
PDFファイルをページのセンターに貼り込みます。
●フィットボタン
PDFファイルをページに合わせ拡大縮小して貼り込みます。
縦横比は変倍されます。
塗足しが設定されている場合には、塗足し分も含めたサイズで調整されますので、注意して下さい。
●Pフィットボタン
PDFファイルをページサイズに収まるように拡大縮小されて貼り込みます。
縦横比は保持されます。
塗足しが設定されている場合には、塗足し分も含めたサイズで調整されますので、注意して下さい。
●全てオフ
全てのボタンをオフにすると、倍率とオフセットを自由に設定できるようになります。
PDF登録リストに登録されている項目全てを削除します。実際のファイルが削除される事は有りません。

PDF登録リストで選択されている項目を削除します。
複数選択には、連続した項目を選択する場合には、Shiftキーを押しながら最初と最後のリストをクリックします。
離れた項目を複数選択する場合には、Commandキーを押して、リストをクリックします。実際のファイルが削除される事は有りません。
各設定が終わり、貼り込み開始ボタンを押すと、貼り込みが開始します。
必ず各設定を先に行って下さい。また、InDesign CSも事前に起動しておいて下さい。
PDF貼魔王 OS X 1.1.6
Tips
●まずは注意点
パスワードか掛かったPDFファイルを貼り込む場合には、パスワードを要求します。パスワードがわからない物は、貼り込めません。
サイズや向きの違うPDFファイルでも貼り込めますが、向きを変えたり1ページだけをサイズを変えるなどは出来ません。
PDFファイルによっては正しく読み込めない物も有ります。また、ページ数を間違えて読む込む事や非常に時間が掛かったりする場合が有ります。
そういった場合には、事前にAdobe Acrobatで最適化を行ってから作業するようにして下さい。
●単ページで作られたPDFを見開きページにする
Wordなどから作られたPDFを見開きで出力したい時がありますよね(強引な問いかけやね)
単に見開きで出すだけなら印刷設定で出来ない事は無いと思いますが、のどになる部分を少し広げて配置したい場合などは、PDFを一旦InDesignに貼り込んで左右ページ別々に配置位置をずらして行かなければならず、面倒この上ないです。
そこで、PDF貼魔王にはノドあきという設定が出来るようになっています。
頁の設定で、頁組を選択すると、ノドあきを設定できるようになっているんですね。
これで、WordからのPDFデータもらくらく処理が出来ます。
●PDFのサイズを変えたい
最近のソフトなどではマニュアルがPDFしかついてこないなんてのは当たり前にあります。
それは時代の流れという事で致し方ないところだとは思うのですが、なぜかマニュアルのPDFのサイズがA4サイズで作られている事があるんですよね。
たしかに、レーザープリンタなどで出力する事を考えるとA4と言うのは妥当なのかもしれませんが。
しかし、実際に出して製本でもしてもらうと判るのですが、A4の数百頁もあるようなもの、見にくいったらありゃしない。やはり文庫本サイズあたりが見やすいようで、そこでサイズを変更するとなると、変倍を掛けなきゃならない。
こんな時でもPDF貼魔王なら簡単に変倍をする事が出来ます。
ドキュメントサイズに184mm×235mm(任意です)位にしておいて、貼込設定をフィットにすれば、どんなサイズのPDFでもちゃんとそのサイズに変形して貼り込んでくれます。
あとは出力しようが、あらためてPDFに書出そうが自由です。
PDF貼魔王 OS X 1.1.6
リリース歴
2005.1.24 Ver.1.1.5リリース
2005.2.23 Ver.1.1.6改訂版リリース(一部仕様変更)
開発環境
Power Book G4 15Inch 1.5GHz OS 10.3.7
REALbasic 4.5.2J で作製
動作環境
Macintosh OS X 10.3.5以上で、InDesign CS・CS2・Apple Script及び、Quick Time6.5以上が必須です。
上記、システム・アプリケーションが快適に動作する環境と、空きメモリ容量5M以上が必要です。
本アプリケーションはCarbonアプリケーションですが、クラッシック環境や下位InDesignでは動作致しませんので、ご注意下さい。
PDF貼魔王の使用に関しては、使用によって発生した如何なるトラブル・損害もその責を負いません。
個人の責任においてご使用下さい。
PDF貼魔王は、フリーウェアですが、その著作権を放棄したものでは有りません。