バーコード住所録.fp5
使用方法
ファイルメーカー6が動くパソコンならどれでもちゃんと動くと思いますが、説明画面はMac OS 9での説明となります。
プラットフォームによる操作の違いは、ファイルメーカー側での違いであり、バーコード住所録.fp5での違いはありません。
●起動

機動時にパスワードを聞いてきますが、そのままOKを押して使用は出来ます。
登録をされた方には全機能利用可能なパスワードをお知らせします。

パスワードを入力されていない方は、機動時にダイアログが表示され、登録を促しますが、不要な場合には「まだしない」ボタンを選んで下さい。
「登録する」を押すと、ホームページを開き登録の手続きを行えるようになります。
「キャンセル」を押すと、そのまま終了します。
●入力画面

新規ボタンを押して住所録を入力して下さい。
正しく住所が入力されておれば、バーコードボタンを押すとバーコードが表示されます。
連続でバーコードを作成する場合には、住所を先に入力するか他の書類からインポートを行い、スクリプトメニューからバーコード連続作成を実行します。
正しくバーコードが作成できなかったものは、検索をして表示します。
住所を確認して再度バーコード作成を行って下さい。
●バーコードの印刷
印刷ボタンを押すと印刷用紙着選択画面が表示され、4種類の印刷様式が選択できます。
必要なものをお選び下さい。
また、印刷レイアウトは変更する事も出来ますので、お使いのプリンターにあったレイアウトに調整して下さい。

プレビュー画面での確認

●ラベル印刷様式

●ハガキ印刷様式
※現在ご使用中の住所録でバーコードを利用したい場合や、他のデータベースとリンクさせるには、管理者権限が必要となりますので、シェアウェア代金をお支払頂きご登録して頂く事で可能となります。
他のデータベースへの移植や改造には、ファイルメーカー操作の知識がある程度必要です。
スクリプトと、リレーションの知識が必要不可欠です。
改造による動作不備には対応致しかねますので、十分注意をお願い致します。
バーコード住所録.fp5
ファイルメーカーの構造
●ファイルメーカーのバーコード作成構造
バーコード住所録.fp5の内部仕様は以下のようになっています。カスタマイズする際にお役立て下さい。
ただし、スクリプトやフィールド定義、リレーションの設定などは、ユーザー登録して頂かないと利用が出来ません。
●バーコード住所録.fp5

バーコード住所録.fp5は、郵便番号簿.fp5とカスタマーバーコード.fp5とリレーションを張っています。
郵便番号簿.fp5は住所の入力支援にも利用していますが、バーコードを作成する際に、正しい住所が入力されているかの判断にも利用しています。
実際のバーコードの表示は、カスタマーバーコード.fp5に貼り込まれた画像をリレーションで表示しています。
●郵便番号簿.fp5

郵便番号簿は日本郵政公社からダウンロードしたテキストファイルを変換したものです。
適宜新しいものをダウンロードし変更をして下さい。
(「読み仮名データの促音・拗音を小書きで表記するもの」をダウンロードして下さい。)
数メガのテキストデータだと思っていたのですが、入らないデータを削除しファイルメーカに変換すると、十数メガに膨れ上がり、計算フィールドを一つ追加すると18メガになってしまいました。
リレーションを掛けている部分は7桁の郵便番号です。
●カスタマーバーコード.fp5

21種のバーコードに対応するリレーションをかけるキャラクター“あ〜な”を割り振り、カスタマバーコード23個分のフィールドにスクリプトを使い、バーコードのキャラクターに対応する文字を入力していきます。
●スクリプト定義画面
バーコード生成のスクリプトは、7桁の郵便番号と番地や建物などの表示(3丁目5番○○ビル307号)番号さえできれば、後は規則的に並べるだけなので簡単なんですが、厄介なのはこの住所表示番号の解析です。
基本的には番地などの数字を抜き出していくのですが、入力によっては、アラビア数字、漢数字が混ざって記入される事も有ります。ましてや、地名に漢数字が入っている場合なんてザラに有りますし、より一層難解にしているのが、連続しないアルファベットは抜き出す。但し、最後のFは除外するなどの決まり事が有ります。
これら一つ一つをスクリプトでモジュール化し、サブスクリプトとして一つのスクリプトにまとめています。
とにかく、ファイルメーカーのスクリプトではテキスト処理は大変でした。
●リーレーション定義画面

バーコードとのリレーションは、個別に23個作っています。
●バーコードリレーション用フィールドです

リレーションに対応するバーコード用のフィールドです。
ここに各々スクリプトでリレーションをかける文字‘あ〜な’の文字をスクリプトで入力していきます。レイアウト上は画面に見せる必要は無いので、小さくまとめて見えないように右上ボタンの一番下に隠しています。
他のファイルメーカー書類でご利用になる場合は、住所部分にリレーションを掛け外部ファイルとしてご利用頂くか、スクリプトを取込んで頂き、おのおの必要なフィール及びリレーションを作成して下さい。
改造・移植
●カスタマバーコード.fp5を使った改造方法
バーコード住所録.fp5には移植を手助けするカスタマバーコード.fp5が付属しています。カスタマバーコード作成.fp5を使い、郵便用カスタマバーコードを既存のファイルメーカーで作られた住所録に移植する方法を説明します。
ファイルメーカーPro Ver.5以上を使用し、簡単なデータベースを作れるスキルがあれば、4つのステップを順番にこなして行くだけで、あなたの住所録にもカスタマバーコードを付ける事が出来ます。
また、カスタマバーコード作成.fp5から必要な項目を追加して、住所録を作る事も可能です。
1.フィールドの作成
カスタマバーコード作成.fp5と同じフィールドを作成して下さい。
フィールド名は必ず同じにしておいて下さい。
違う名称にすると後で修正が大変になります。
違う名称にしたい場合には、一旦全ての作業を終えてから変更して下さい。
2.リレーションの定義
カスタマバーコード作成.fp5と同じリレーションを作成して下さい。
リレーションをかけるデータベースは、カスタマーバーコード.fp5です。
リレーション名は必ず同じにしておいて下さい。
複製ボタンでコピーを作り、リレーション名と、フィールドを変更して行くと簡単に作る事が出来ます。
3.スクリプトの定義
スクリプト定義を開き、取込みボタンを押して、カスタマバーコード作成.fp5の全てのスクリプトを取込みます。
取込みが終了すると、

このダイアログが出ます。OKボタンを押すと、スクリプトが取込まれていますが、スクリプト名の後ろに(取り込み)の文字が追加されます。
このままでも動作しますが、バーコードを作成するボタンに割り当てられているスクリプト名だけは変更されませんので、最終ではボタンのスクリプトを変更するか、スクリプト名を変更するかします。
4.レイアウトの設定

カスタマバーコード作成.fp5をレイアウトモードにして、全てのフィールドを選択し、コピー&ペーストで、自分のデータベースにコピーします。
「バーコードとのリレーション」と、「バーコードの計算で使用するフィールド」で使用しているフィールドは、見える必要は無いので、印刷では見えないようにしています。また、フィールド内容も変更はできないようになっています。フィールドのサイズを小さくして、重ねて図形の下にでも隠すようにすると良いでしょう。
バーコード作成ボタンのボタンプロパティを開き、スクリプトを住所表示番号計算にします。(取り込みの文字が付いている場合はそれを選択)
バーコードを表示しているフィールドはグループ化されていますので、バラバラにしないようにしましょう。
順番や、サイズが変わってしまうと正しく認識されなくなる恐れが有ります。
実際にラベルや、ハガキにレイアウトする場合には、バーコードを表示しているフィールドだけで構いません。
バーコードの作成を計算する場合には、全てのフィールドが必要になります。
注意点
これであなたの住所録でもカスタマバーコードを利用する事ができるようになりましたが、あと少し注意点などをお教えします。
●郵便番号は"-"ハイフンがあっても無くても構いませんが、スクリプト上では記入されているか、されているのであれば、7文字か8文字でなければ処理をしないという程度しか、確認していません。正しく、入力されるように工夫して下さい。
まちがった郵便番号でもバーコードを作成してしまいます。
●住所も、記入されているかいないかだけを判断しています。間違った住所でも、特に郵便番号と合っていない住所であってもバーコードを作成してしまいます。正しく、入力されるように工夫して下さい。
また、住所は1行にまとめています。あなたの住所録で住所が、幾つかに分けられている場合は、追加した住所フィールドのタイプを計算に変更し、1行にまとめて下さい。(例:都道府県 & 市区町村 & 番地 & 建物名)
●郵便番号に記される住所を住所録から確実に抽出するには、やはり郵便番号簿データベースを利用する以外に手立ては無いようです。
今回の変更点は、郵便番号簿データベースの利用による町名以下の番号を正しく区分けする事に取組んでいます。
但し、住所録に記されている住所と、郵便番号との整合性迄は判断していません。
つまり郵便番号を優先しており、住所が間違っていても郵便番号通りにバーコードが作られると言う事です。
このあたりは、正しく郵便番号と、住所を入力できる工夫をお願いします。
●バーコードレイアウトの注意点
バーコードをレイアウトする場合には、幾つかの注意点が有ります。

カスタマバーコードの周囲には、2mm以上の空白が必要です。
窓枠にカスタマバーコードを入れる場合にも、封筒の窓枠と、内容物のズレに関わらず2mm以上の空白が空くようにレイアウトして下さい。

印字できる範囲は、周囲から10mm以上(できれば15mm以上)空けて、消印領域の70×35mmにかからない場所で、縦もしくは横に図の方向に印字します。
ただし、※部はできる限り15mm以上空けるようにします。
印字する下地の色は、白色もしくは地模様のない淡い色だけです。

バーコードの傾きは、郵便物と5度以内に収まるようにプリンターを調整して下さい。
バーコードの印刷に用いるインクは通常宛名に使用される物と同等のものとし、黒色または、濃い青色とする。

●カスタマバーコードの印字例

宛名を横書きする場合には、宛先名の直下にカスタマバーコードを単独で印字する事。
縦書きの場合には、左右または、下部に単独で印字する事。
おまけ
●カスタマバーコードの概要
郵便用カスタマバーコードは平成10年2月より実施された新郵便番号制の導入と共に採用された制度で、郵送料の割引の対象になるなど現在広く活用されています。
バーの種類は4種類で組み合わせにより、0〜9の数字と、ハイフン、制御用文字など21種の基本パターンとそれを2つ組み合わせてアルファベットを現す事が出来ます。

上記のバーコードを23個分並べたものがカスタマバーコードになります。

このほかアルファベットの使い方や細かな決まり事がありますが、そちらは日本郵政公社のホームページをご覧下さい。
バーコード住所録.fp5
リリース歴
2003.04.09 初リリース
2004.05.08 一部修正(簡易取込み用ファイル添付)
開発環境
Power Macintosh G3/233/DT OS 9.2
ファイルメーカーPro 6.0
動作環境
ファイルメーカーPro5.0以上必須(Ver.5.0,5.5,6.0)
ファイルメーカーPro5.0以上の稼動するものであれば、プラットホームを問わず使用可能です。(多分)
MacのOS8.1,8.6,9.2,Xの環境と、Win95,98,2000,XPでは動作しました。
Power Macintosh(G4以上を積んだものを推奨)